有限会社 佐々光工業 代表の佐々木 光です。
さて、寒さが厳しくなり、本格的に冬が到来しそうでありますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
鳶職人は現場仕事であり、外仕事でもあります。
夏は熱中症対策、冬は防寒対策に努めています。
熱中症対策はわかるがなぜ防寒対策?
体動かしているから、常に暖かいのでは?
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、理由と具体的な対策をご紹介させていただきます。
防寒対策を行う理由
鳶職人は身体が資本であり、スポーツ選手ではないですが常にパフォーマンスを高く持つよう心掛けています。
身体は冷えると筋肉が硬直します。
それにより、作業効率が落ちて思うように作業がはかどらないことが多々あります。
ただし、暖めすぎて汗をかき、身体が冷えてしまっては元も子もありません。
ですので、冷えすぎず暖めすぎず、適切な防寒対策を施す必要があります。
具体的な防寒対策 服(上半身)編
手っ取り早い防寒が服です。
ただし、作業時に動きづらい服を着こんでしまうと支障がでます。
動きづらいけど暖かいアウターについては、待機中や仕事開始前に限定します。
作業中の場合はインナーにこだわります。
具体的には、前から話題になっているヒートテックを使用します。
中でも、「極暖」「超極暖」が現在の人気になっています。
ヒートテックと言えばユニクロですよね。
ですので、作業を行う上ではユニクロの熱を逃がさないインナーを購入するのが良いでしょう。
具体的な防寒対策 服(下半身)編
靴の隙間から風が入ってきたり、地面が冷たかったりするとどうしても冷えてしまいます。
それを避けるために靴下2枚履きという対策を講じる職人さんもいます。
また、蒸れるのを避けるためにやや高価なウールの靴下を履く方もいます。
そして、防寒パンツ。
スポーツ選手が冬の間履くような、体にフィットするステテコのようなアイテムです。
風が強い日は風を通さず、常に防寒できるような仕組みとなっております。
具体的な防寒対策 手袋編
冬なので保温性のあるのはもちろん、作業する上でフィット感や握る力、滑り止めを兼ねた高性能の手袋がおススメです。
また、経済的なことを考えた場合は冬用の軍手も使用します。
昔と違い、手袋の進化も著しく、何を買おうか迷うほどです。
まとめ
上記は一例であり、原始的にカイロで暖める職人さんも多いです。
なるべくパフォーマンス低下を防ぐため、ご自身に合ったウェアやパンツを探して冬を乗り切りましょう。
※余談ですが、これらを探すのも面白いものです。